筆者である私は20年以上、フードビジネスマンとしてコミュニケーションやカウンセリング、コーチングを500名以上、実践してきました。
そんな経験の中から、私自身も多くの人と関わりつつ自分のメンタルの弱さと向き合い、克服してきた方法を3つご紹介します。
目次
1.クセに気づく
2.完璧をすてる
3.自分を認める
1.クセに気づく
エレベーターで、
何階ですか?ときかれ、すみません5階です
ハンカチ落としましたよ、と言われ、すみません
降りる際に通路を譲ってもらって、すみません
一体、何回言うんやろ… 悪いこと、何もしてないのに無意識に出る、すみません…
ある方から、「それ、ありがとう、で良くない?」と言われて、なるほど納得でした。
素直に謝ることは大切!って思ってきたことがいつのまにか、とりあえずの「すみません」の連打で気持ち的にも卑屈になっていたことに気づいた次第です。
日常、何気なく使っている言葉もメンタルへの影響が大きかったのだと反省し、「ありがとう」に変換するようになりました。
2.完璧をすてる
下の図、見たことありますか?左は完全な円。右は欠けた円。心理学で良く用いられるものです。
見比べると大半の人は、右の一部欠けた円が気になるそうです。
私は常に、この欠けたところが気になって気になって仕方ない人間だと、わかるきっかけになったものです。
劣等感のかたまりだし、他人に負けてること、足りないことばかりを常に気にしているので、「完璧主義」とは程遠い人間だと思っていましたが、そうではなかったようです。
足りない部分ばかりに目がいき、その満たされなさにずっと苦しんでいたんです。
それ以来、好きになった言葉があります。
・そこそこ
・ほどほど
・ま、いっか
今までは、「妥協してるのではないか」「いい加減なのではないか」と、どちらかと言うと抵抗感のあった言葉でした。
ふと、完璧じゃない自分、足りない能力、仕事やプライベートでの失敗に目がいって落ち込みそうな時には、この言葉を唱えるようにすると、ふっと気持ちが楽になることが増えました。
3. 自分を認める
これは分かっていても実行がなかなか難しいですが、私が一番自分を認められない時は、失敗した時です。よくよく振り返ると、失敗した時の恥ずかしさや、やってしまったことの後悔に対して、とにかく自分をを責めていました。
先に書いた記事と重複しますが、これも一つの私の考え方のクセでした。
それから徐々にですが、失敗については、やらかした「過去」ではなく、次どうするか、という「未来」に目を向けることに意識が向くようになってきました。
失敗やその他、ネガティヴに捉えがちなことに対しては「やっちゃったー けど、ま、いっか。死ぬわけでもないし…」と自分にOKを出すようにしています。
習慣化には時間はかかりますが、少なくとも落ち込んでいる時間は短縮していっており、効果アリです。
今回は以上です。
ついついネガティヴに捉えがちな考え方のクセ。気づいたあなたは、すでに大きな一歩を踏み出していると思います! ネガティヴに凹む自分の弱さも、丸ごと認められるといいですよね…。
お読み下さり、ありがとうございました!
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